きょうの予定?【①出/・・・②荷/・・・③収/・・・④作/(作業場屋根改修段取り)・・・⑤懸案事項/(作業場屋根雨漏り・電柵・フキ畑の野生麦・麦踏み土入れ)・・・⑥他/QnS;ご近所交流出掛け・スギモ大工休み・・・】
- きのうヨシマに連れられて冷や酒ならぬヒヤザキ・マサヤと仰る四十五歳の男子がみえた。名刺にはこどもが四人いて政治学博士で明治大と日本女子大の講師をしているとある。出身は隣の長野県らしい。住いは北杜市だ。
- ご用の向きは県議会議員への立候補あいさつである。
- さあ、どうしよう・・・。
- 政治には関心がありますが、何か政治的な行動をしたいとは思わない。つまり政治的な欲望がオレにはない。
- と。いつもの「欲望の起源」の問題に持ち込む。
- 政治についてその辺で言われていること、っていうか学校などで教えられていること、選挙管理委員会のお題目など、具体的には「棄権はしてはいけません」「投票には行こう」「よく考えて投票しよう」「関心を持とう」「民主主義でなければならない」「そんなのファシズムだ」「・・・」など。そういうのはそういうことを言わなければならない人が立場上言うセリフだとしか思っていない。
- 一方社会は政治によってしか動かないとも思っている。
- ただ、その政治は個人の志などで作られるものではない。そう確信している。
- その「志し」が、ある個人に抱かれることの方に関心があり、何かそうした志しを抱く人は抱くように(歴史上そこにある社会から)選ばれた人なのだ。そういう結論を持っている。
- だから各政党が言っていることもその線で見る。
- 「政治によってしか動かない」のだから「少しでも社会をよくするように政治に参加しよう」って論理に同意していないのだ。
- 国民が貴賤上下男女に関係なく参政権を持っている民主主義(と云われる今日の)日本国(や同様の各国)であってもだ。
- じゃあ、そういう眼で例として松下村塾(1842~1858~1880~1892・現山口県萩市)をみてみよう。塾頭吉田松陰で有名だ。
- ・・・。
- ね!
- ある時代、ある場所で、それに関わりうる人々の上に起こったことでしょう。蝦夷地のアイヌの娘にそういうことは起こりようもなかった。ロシアのトルストイ(1828~1910)にも関係してこないです。
- 明治維新にはここの塾生だった人たちが大いに関わる。「歴史を作った人々を輩出した!」。
- ホント?
- 逆ですよね。歴史に作られたんでしょう。そしてその場で歴史的役割を配役されそのセリフを言った。
- その時代の、そこにいた、その種の人々にもたらされた、塾生になりたいという欲望だったってことで納得して頂けませんでしょうか?
- あなたの欲望はあなたの自由になるものではありません。他者がもたらします。オレには政治的欲望をもたらす他者がいません。つまり選ばれていない。
- ヒヤザキ・マサヤはそういう意味で選ばれているのだから大いにやってもらえばいいのです。
- 票はさしあげます。
きょうの英語::He might be from Nagano Prefecture next door of my Yamanashi where I live.
きょうの四小節::しばらく吟遊::『この辺が天国その辺に地獄』やってみます・・・
この辺が天国 / その辺に地獄 / そんなふうに 思い込んだ / 思い込んだら それっきり / それっきり だった
順番としては➀歌いながら詩⇒②ギタでそのメロデを決める⇒③また歌ってみる、です。これから詩をもっと完成に近づけていきます。ので、しばらくこれが続く。
きょうの漫画::身辺スケッチ「イチイの木」・・・
こんな木がうちの庭にあって春にこの下に花大根が咲く。秋ミョウガが出るのもこの木の下だ。いまは残雪がある。それを描いてみたかった。