日別アーカイブ: 2021-07-19

予定::【収穫(キウリ・ブロコ・ズッキ)。荷造り(なし)。出荷(なし)。作業(トマ畑「誘引・芽掻き・下葉掻き・受粉」☚四回目入り、12うち0.5まで)。その他(QnS「料理・洗濯」)/ 猿きち(「雪の夜」譜読み)】☚8゜08´快晴。

・・・。

きょうも暑くなりそうだ。いまのところトマトは順調に育っている。萎凋病なんか出てほしくない。萎凋病対策に接ぎ木苗を作ろうとしたが、失敗している。そうなると「なりませんように!」と祈るくらいができることだ。

そういえば天皇は国民の平安を祈るのが仕事だという。つまり対策はできないから祈るのである。スガ君は対策できる立場にいるが祈ることはあるのかなあ。

 

R練習::新曲「雪の夜に」、先ず譜読みから。以下メロデー譜↓

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なんだかながいなあ・・・。69小節もある。やだなあ。長いの嫌い。おれの限界は四分の四拍子で16小節だ。どこか、おれの知らないところで、こいうの作曲している人がいるんだってのは発見だ。新潟のマツザキさんて方らしい。

①::#二つ。二長調かロ短調だ。つまりレを主音とするドレミファソラシドか、シを主音とするラシドレミファソラ。題名が「雪の夜に」だからきっとロ短調だろう。雪って短調でしょう。

このへんの事はなんだか訳が分かんないが「といほろへは」と暗記すると#の付いた調はすぐ判定できる。♯二個だからニ長調。同じ調号で短三度下に短調の主音がある。その音は「ロ」だ(「イホヘト」で、二の三個下はロだ)。それでロ短調。なんでそうなるかの説明はできないおれだ。説明できるようになりたい。

脱線::じゃ、♭記号の付いた調の当て方知ってますか。「とにいほろへは」をひっくり返して「へろほいにとは」と唱えて、♭の数と「へろほいにとは」を対応させればよい。それが長調の主音になる。短調の㋜主音は長調の主音の短三度下の音だ。

脱線2::「上」とか「下」とか言っています。音とかもいいます。これ全部空間表現です。つまり、音って、その空間表現でしか表現できないって性質をもっている。空間はわたしたちが日常的に経験していることだ。上、下、右、左、遠い、近いなど。音楽は空間表現の隠喩で語られるか、物理現象として語られるかである。唯物論者のおれなどは、つい物理に落とし込みたくなってしまう。やべ。

算数的には一オクターブの性質と、その中での「長長短長長長短(長調)」の音の離れ方か、「長短長長短長長長(短調)」の音の離れ方かの問題だろう。自力でこの算数をしたいのだが未だうまく行っていない。しょぼ。「音楽の物理」ってのを勉強するといいらしい。あ^、^、めんどくせえ。

西洋音楽ではこの長調と短調の区別があり、何を主音として長調なり短調なりを作るか、で、これを「調性」と言っている。日本では時代や地方によっていろいろな音階が知られている。民謡音階、沖縄音階、長唄音階、律音階、・・・、などで、一オクターブの中で使う音が制限されて、それらしいメロデーがつくられる。それだったら無調12音階が何でもできる一番の音階のような気がするが、あまり流行らない。一オクターブを12に区切るのも西洋流だ。12に区切り、その一音づつに名前がある。「①ド②ドi③レ④レi⑤ミ⑥ファ⑦ファi⑧ソ⑨ソi⑩ラ⑪ラi⑫シ」の十二音だ。この12音の何を主音にしてもよい。そして、そのそれぞれに長調と短調があるから全部で12✖2=24調ある。その中で作曲するのが調性音楽だ。ああ、めんどうだ。

ところで、あなた、一オクターブの定義のほう、ダイジョウブ? 一オクターブって音楽というより物理現象ですからね。

②::四分の三拍子。「いちと・にいと・さんと」と数える。「いちと」に強勢を置くリズムだ。一小節の一拍目が休符になっている。つまり強拍が休んでる。二拍めは弱拍だから、こういうのを「弱起の曲」という。「いちと・にいと・さんと」をいつも意識して、この中に曲を収めていかなければならない。それがリズムに乗るってことだ。

③::1~24小節と45~68がまったく同じだ。A~B~Aの構成になっている。こういうのを「三部形式」っていうんだって。チェンバロの方は同じではないけど。すると、長いようにみえて、そうでもないってことになるんか。