日別アーカイブ: 2021-12-25

  • 予定::【収穫(なし)。荷造り(トマト・カボチャ)。出荷(トマト・カボチャ)。作業(ハクサイ、ダイコン不織布掛け・麦踏み二回め。その他(資材調達・ツキタ大工「下地調整一人」・QnS「料理・洗濯」・  猿きち「掃除」、雪の夜に「1~70通し練習☚続き!」】☚12゜22´::晴れ。

::(「やった!」 「途中だ!」 「出来なかた!」)

・・・。

 

いま屋根の修理を頼んでいるツキタ大工は歴史好きで、ブログもやっていることが分かった。その名は『誇大妄想 伝承 地名 歴史』である。

そうしてみれば伝承も地名も歴史もすべて「言葉」に関わっている。おれは言葉に興味をもっていることはすでにみなさんご存知の通りだ。「だからどうしたの?」かはまだ不明ですけど・・・。

きのう調べて分かったのは「古事記」の成立が712年で、「日本書紀」の成立が720年であることだ。両書とも似たようなことが書いてあるらしい。何度か読もうとしたが挫折している。イザナミ、イザナギ、アマテラス、スサノウなどがここに初出するらしい位のことしか知らない。また「風土記」の成立が713年である。ツキタのブログはこのへんにあることが引用されながら展開されることが多い。

::古事記、日本書紀、風土記はどういう文字で書かれたか。答え::古事記(漢字だ・・・、『古語や固有名詞のように漢文では代用しづらいものは一字一音表記としている。歌謡は全て一字一音表記』という記事もある)・日本書紀(漢字で、カタカナみたいな振り仮名も見える。レ点とか返り点とかもあるのか?・・・)風土記(漢字だ・・・)。すべて漢字で書かれて、読み方はきっと日本語読みだったんだと想像します。いわゆる漢文の読み方で、中国語読みではない。漢字で書いて日本語読みするのだ。朝鮮語なんかも同じだったか。中国語で書いて朝鮮語読み、する。今は文字はハングルになってしまったが地名などでたまに漢字表記が出ることもある。ベトナムでも漢字を使っていたはずだが同じ事情なのではないか。今のベトナム語の表記はローマ字である。

問1::当時の音韻組織は日本列島で一様だったと考えてよいか。答え::・・・。わかりませ~ん!今は共通語があって、一様だとしてよい。当時でもそれが天皇を中心とする関係者の間では一様だったと考えていいのではないか。そうでなかったら「一字一音表記」が成立しない。だけど『歌謡は全て一字一音表記』というのを見ると、じゃあ誰がその歌謡を唄っていたのかっていう疑問がわく。歌謡は日本列島中で唄われただろうから、それを漢字で一字一音表記して「わかる」となると音韻組織も一様だった。か。?

問2::地名は土地につけられた名前で、文法的には固有名詞とされている。なぜそのように土地は名づけられねばならないのか。あなた自身の居住地の地名を例に答えよ。答え::郵便配達の人がまちがいなく手紙や荷物をとどけるため。クロネコヤマト、佐川急便なども同じ。固定資産税のようなことも起こり、そこでもやはり人と土地を結び付けている。自己紹介などではその基本情報として「何処の誰か」を言うことになっている。それも土地と人の結びつきだ。

問2-1::地名のない土地はあるか。答え::かつてのアメリカ大陸がそうだった。今そこは「アメリカ合衆国テネシー州メンフィス1234」などと名付けられる。アメリカ合衆国はアメリカ大統領に、アリゾナ州はアリゾナ州知事に、メンフィスはメンフィス市長に、1234はその土地の所有者に結びつけられている。いまでは地名のない土地はないだろう。

問2-2::地名は階層性を持つと言えるか。答え::『アメリカ合衆国テネシー州メンフィス1234』などというように階層構造を持っている。そう言える。

問3::人にも名前が付けられるのはどうしてか。答え::・・・。

問4::土地には地名、人には人名がつけられるのはなぜか。答え::情報化するためである。情報化にはいくつもの仕方があるが「名付ける」とは言語化して情報化する仕方である。物そのものが感覚を通して情報化されるのとはちがう経路での情報化が「名付ける」である。そうして地名や人名が付けられる。名付けられたものを考えるのは言語論の範疇に入る。

問5::「土地に地名、人に人名」を付けたいと思っているのは誰か。答え::少なくとも生まれたばかりの赤ん坊が「こういう名前がいい!」などと言うことはない。赤ん坊は名乗らないで泣いているばかりだ。親や爺ちゃん婆ちゃんや兄弟などがあれこれ言いながらつけるだろう。十四日以内に役場に名前とともに出生届を出すように求められるからだ。そのように求めている者がそう望んでいる。それは国家だろう。それを取りあつかっているのが国の出先機関の市町村役場ってことで了解ねがいたい。地名も同様。しかし、それは今のことで八世紀ころの日本のことは不明。「名付け」の動機を持った者が誰なのか不明という意味だ。ちなみに言えば(鹿、猪、猿、熊、狐、狸)・(牛、馬、豚、山羊、羊、鶏)などが土地やそれら動物各々に名前をつけるということをきかない。彼らは「名付けて情報化する」ということをしない。