予定【収穫(にんじ・ふきのと)荷造り(に・・・)・・・明日は駅やすみだった。出荷(なし)作業(接ぎ木P、苗管理)その他(Q:料理 / 猿:パスワード管理ソフト”LastPass”を使えるようにする☚まだうまく行かない・・・)】
『明日は駅やすみだった』の「~だった」について。
これは助動詞で単純に過去形とみると明日(未来)のことについて言っているのに過去形を使うなんておかしいとなる。しかし・・・。
これをさらに分けると(だった)=(だっ+た)で、だっ(助動詞)+た(助詞)である。助動詞には活用があり助詞には活用がないってのは中学の時にならった(が、その日おれは学校を休んでいたので覚えようもなかった)。だから今勉強している。
助動詞「だ」の活用:【だろ・だつ/で・だ・な・なら・〇】って暗記しましたか?それです。
- 明日は駅やすみだろう。 【1未然】
- 明日は駅やすみだった。明日は駅やすみである。【2連用】
- 明日は駅やすみだ。 【3終止】☜これの事を「助動詞の基本形」といい助動詞「だ」とはこの「だ」のことである。
- 明日は駅やすなので・・・。 【4連体】
- 明日は駅やすみならば・・・。 【5仮定】
- 明日は駅やすみ〇。 【6命令】
こうして助動詞「だ」は【1だろ・2だつ/で・3だ・4な・5なら・6〇】と活用し意味的には【1未然・2連用・3終止・4連体・5仮定・6命令】である。
この意味の中に「過去」ってありませんでしょう。ところが中学から英語でイジメられてきたので『明日は駅やすみだった』を過去形だと思ってしまう。英語では時制は文法の主要項目だが日本語では時制を気にしない。日本語で過去のことを言えないのではなく連用形をつかうと過去のこと「も」いえる。と、理解するといいでしょう。
こんなことを日本で始めた人として本居宣長がよく知られています。明治いこう各文法家が入り乱れてぐちゃぐちゃです。が、やっぱり文部省にとられた学校文法で僕らは染め上げられています。それ以上に英文法が強く効いている。あぶねえあぶねえ。
日本語を文法的に理解する仕方は何通りもあります。英文法の視点からの理解もそれはそれで一つの理解です。
きょうは日本語文法の勉強でした。あ~あ。