予定【収穫(ふきのと)荷造(ふきのと・ぎんなん)出荷(ふきのと9P・ふすま5袋)作業(ふき畑手入れ・ブロコ、キャベ種まき・トマト接ぎ木P)他(QnS:買い物・猿:リコーダ曲『日だまりの中で』をやって音声Fを作る)】

コロナ災害で世の中が激変した。これからどんな世の中になるか不明だがみんな歴史に興味を持つ筈だ。

歴史と言っても政治史とか社会史とか経済史とかではなくローカルで個別の歴史(具体的に言えば「帳簿の付け方の歴史」とか「キーボードの歴史」とか「畑づくりの歴史」とか「白飯の歴史」とか「ズボンの歴史」とか)となるだろう。

どうしてそんな個別の歴史に興味を持つのかというと、ここに来て「訳が分かんなくなちゃった!」からである。つまり既成の価値観が通用しなくなってきたのだ。

訳が分かんなくなったときに「そうだったんだ!」と思えるお話作りは歴史に敵うものはない。

わたしたちは「食ってヤッて寝て」生きる動物ではなく物語を信じて生きる動物なのである。「食ってヤッて寝る」ことが可能となるのは物語を信じて生きた結果だ。人間という種の特別さはそこにある。

政治史や社会史や経済史ではそれ自体抽象的であんまり良くわからないが、穿いているズボンの歴史なら納得がいって「そうだったんだ!」となる。つまり物語を作りやすい。だからローカルで個別の歴史が注目されるはずだ。

 

日だまりの中で【作曲(高橋たかね) チェンバロ(高橋たかね) リコーダ(清猿吉)】